出会いがない女性が人材を“掘り起こし”する1つの方法として、同窓会を開催すること、そして同窓会を開く際にFacebookを活用していただきたいこと、を前回お伝えしました。
しかし同窓会を開くまでに至らなくても、“掘り起こし”に活用できるのがFacebookの利点です。
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というのも、じつはわたし自身がFacebook婚でした。まさか自分がSNSを通じて結婚相手を見つけるとは予想もしていなかったので、いまだに驚いています。
ネタの1つとしてブログに書いたところ、多くの方が「じつは自分も……」と教えてくださったので、案外メジャーな出会い方であることも知りました。
■婚活でFacebookを活用する際の注意点
とても便利なFacebookですが、活用するときに2つだけ注意をしてほしいことがあります。
1つめは過去、恋愛感情を持つことができなかった相手からの誘いを簡単に断らないこと。
昔が駄目だったから今も駄目、ということはないのです。
むしろ、お互いに成長し、結婚への価値観が変わった後で会うことで新たな発見をし、結婚につながる出会いになることもあるからです。
簡単に断ってしまうことは、出会いの幅をみずから狭くしてしまうことにほかなりません。
2つめは、交際の約束ナシに体の関係に至った相手とは、いくら再会を求められても応じないこと。
そんな相手とFacebookでつながり続けているはずがない、と思う人もいるかもしれませんが、学生時代などのグループが同じで、自分だけ抜けているのは違和感があると感じ、つながっている人も多いはず。
当時、相手に持っていた淡い好意を記憶から引き出して、期待を寄せること自体が間違っています。
また同じような扱いをされる可能性も高く、傷つくのは自分だということを忘れないようにしてください。
■探すべきポイントとは…?
Facebookを活用する際に注目してほしいのは、“社会人スポーツチームに所属している男性”を探してみることです。
これはわたしが夫の草野球チームを観戦したときの体験ですが、対戦相手のチームにステキな男性が何人もいたのです。
試合場所が遠いからと呼ばなかった、独身の女友達を「呼んでいれば…」と、とても後悔したのを覚えています。
婚活パーティーのように、1人の男性との短時間の会話でその後を決める必要もなく、お願いすれば仲を取り持ってもらうことも可能です。
社会人のスポーツチーム(あくまでも趣味で楽しんでいるチーム)は試合後、反省会という名の飲み会をひらくことが多く、その場に呼ばれたときが仲を深めるチャンス。
ざっくばらんな空気のなかで、ゆるく長く、相手を知りながら関係性を深めていくことが可能です。
出会いはどこに眠っているかわかりません。昔の知人が、今はよい方向に変身しているかもしれないということを忘れず、婚活に励んでみてくださいね。
(内埜さくら)