こんなゲストは大迷惑! 結婚式出欠の連絡マナー

結婚式の招待状についている返信はがき。これは披露宴の約1ヶ月前までに返信するものですが、予定がはっきりしない、子どもを連れて行きたい、返信後に行けなくなった……そんな場合はどうしていますか? 場合によっては大迷惑なゲストにされてしまう恐れあり。返事をする前に、気配り上手な返事のしかたを勉強してみてください。

■スケジュールがまだはっきりしない

 仕事などの都合で、当日ギリギリまで予定が決まらないなら、まずは「欠席」で返事をしておいた方が無難。もちろん、スケジュールが確実に決まったら、改めて出席の連絡をするから、と伝えておきます。

 なぜ欠席にしておくのか。それは、新郎新婦にできるだけ負担をかけさせないようにするためです。結婚式の準備では、10日前頃に料理や引出物などの数を最終決定しますが、それを過ぎると、手配した分は減らすことができないという規定なので、ゲストが来ない場合も料金がかかってしまうことがほとんどなのです。

 逆に、人数を増やすことは3日前頃まで可能なので、確実に行けることがわかってから「出席」の返事をした方が、新郎新婦にも迷惑がかからないというわけ。もちろんスケジュールがわかり次第、速やかに連絡をしてあげてくださいね。

■子どもを連れていきたい

 小さなお子さんがいるママ・パパが結婚式に呼ばれた場合、近くに親御さんが住んでいれば預けて参加もできますが、それが難しいケースもあるでしょう。

 本来、フォーマルな席には小さい子どもは連れていかないのがマナーですから、連れて行くと決める前に、そもそも、子どもを含めて招待されているのかどうかを確認することが必要です。もし、子どもも含めて招待されている場合は、封筒の宛名が「ご家族様」となっていたり、子どもの名前も連名で書かれているもの。

 宛名に子どもの名前がないけれど、どうしても連れていきたいなら、必ず新郎新婦に確認するのが先決です。もし列席するなら席や料理を用意してもらったり、ベビーカーを置くスペースが必要なら、席次を決める際にも分かっていないといけません。その前に、もしかすると実は子どもの参列は遠慮してほしいのかも。会場の収容人数に対してゲストが目いっぱいだったり、雰囲気を重視してだったりと理由はいろいろですが、子どもの出席はできれば避けたい……そう思っていても相手に直接は言えませんからね。

 もし子どもを連れて行くことになったら、乳児の場合は授乳やおむつ換えができる場所があるかどうかを会場に確認しておきましょう。そして、離乳食などを持ち込みたい場合も、念のため確認してください。基本的に食べ物や飲み物の持ち込みは、衛生上の問題もあってNGな場合が多いです。

 時間制の託児所や、会場によっては託児サービスを設けているところもあるので、そういったものを利用して、披露宴をより楽しんでみてはいかがでしょう?

■「出席」の返事をした後で行けなくなった

 急な仕事、身内に不幸があった等の理由で、急遽いけなくなったという場合。まずは早急に新郎新婦に連絡します。不祝儀の場合は、お祝い事を控えた相手に明確に理由は伝えるべきではないので、伝え方に気をつけましょう。

 先ほど解説した通り、10日前を過ぎると料理や飲物の料金がかかってしまうことがほとんど。その段階で欠席を伝えた場合は、披露宴に参列したのと同等のご祝儀を届けるべきです。後日直接渡すか、遠方なら郵送で送ります。

 代理の人に行ってもらうという方法もありますが、その場合は新郎新婦に必ず確認をしてください。逆に気を使わせてしまうことになる可能性もありますし、代理人が新郎新婦と面識がある人の場合、もしかすると理由があってその人を呼んでいない可能性もあります。無理に参列者を探すよりも、当日、電報などでお祝いの気持ちを伝える方が喜ばれるかもしれません。

■開始時間に間に合わない

 当日、前の予定が変わってしまったり、交通トラブルが起こったりして、どうしても時間に間に合わないということもあります。その場合は、まず結婚式の会場に直接連絡をしましょう。携帯電話で新郎新婦に直接連絡が取れるかもしれませんが、挙式・披露宴の前は電話を取る暇はありません。また、友人では確実に伝わらないこともあります。

 その点、会場で遅れる旨を把握していれば、新郎新婦にもその旨を伝えてくれますし、よりスムーズに誘導してくれたり、料理を後からでもスピードアップして出したりと、適切な対処をしてくれます。あなたがスピーチや余興を依頼されている場合は尚のこと。披露宴のプログラムによっては、順番を変えなければならないわけですから、遅れるにしても、何時頃になるのかがわからないと、会場も新郎新婦も困りますね。

 仕事などでどうしても行けなくなってしまったという時は、後からご祝儀を届けましょう。

 ちなみに、途中で早めに帰らなければならないという場合も同様に、会場担当者に伝えましょう。引出物など、渡すべきものを会場で用意してくれます。そして、タイミングを見計らって、新郎新婦にもその旨を伝えますが、興を削がないようにご注意を。

【結婚式・披露宴の準備ガイド:清水 恩】

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