【レポート】専業主夫・主婦になりたいですか? – 共働き夫婦の本音とは

●専業主夫・主婦になりたい理由–「仕事がつらい」「サザエさんに憧れ」の声
仕事でミスし、上司に厳しく叱られてしまった。もう会社に行きたくない。家事のほうが好きだし、いっそ専業主夫になれたらなぁ……。今回は、マイナビニュース会員のうち共働きの既婚男女200名に「専業主夫/専業主婦になりたいですか?」と質問してみた。

Q.専業主夫/専業主婦になりたいですか?

はい(男性)22.0%/(女性)23.0%
いいえ(男性)78.0%/(女性)77.0%

Q.それはどうしてですか?

○「専業主夫になりたい」男性の意見

■仕事を辞めたいから
・「そろそろ引退したい」(50歳以上男性/医薬品・化粧品/事務系専門職)
・「サラリーマンには向いてないから」(50歳以上男性/金融・証券/専門職)
・「会社が嫌いだから」(50歳以上男性/自動車関連/事務系専門職)
・「仕事がつらい」(41歳男性/運輸・倉庫/技術職)

■ラクできるから
・「ラクそうだから」(33歳男性/電機/技術職)
・「ヒモで暮らせたらラクで良い」(45歳男性/商社・卸/販売職・サービス系)
・「ラクしたい」(27歳男性/金融・証券/事務系専門職)

■一度はやってみたい
・「なれたらいいなと思う」(31歳男性/金融・証券/事務系専門職)
・「一生に一度はそういう時期があっても良いかなと思う、周りに主夫仲間がいれば心強い」(30歳男性/学校・教育関連/専門職)
・「一度やってみたい」(47歳男性/学校・教育関連/その他)

■家事が好きだから
・「家の事が好き」(33歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「働くよりも家事が向いているので」(38歳男性/情報・IT/技術職)

○「専業主婦になりたい」女性の意見

■働きたくないから
・「働くことが嫌いだから」(29歳女性/金融・証券/営業職)
・「働くのはしんどいから」(27歳女性/小売店/営業職)
・「仕事のストレスが嫌だ」(26歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
・「働くのが好きじゃないので」(34歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

■仕事と家事の両立が大変
・「どうせ家事を全部しなければならないなら、稼ぎは任せたいため」(28歳女性/学校・教育関連/専門職)
・「働きながらだと体がきついから」(28歳女性/ソフトウェア/技術職)
・「仕事と両立が大変」(37歳女性/小売店/販売職・サービス系)
・「そしたらもっといろいろが完璧にできると思うから」(32歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)

■のんびり暮らしたい
・「お金に余裕があるならゆっくり生活したい」(28歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「夫に十分な収入があるなら、専業主婦でのんびりしていたい」(28歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)

■子育てのため
・「子育てが大変」(27歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「子どものことをじっくりみてあげられるから。時間が絶対的に足りない」(36歳女性/団体・公益法人・官公庁/技術職)

■その他
・「もう疲れた」(29歳女性/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)
・「1人の時間が欲しい」(34歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「サザエさんのような家庭に憧れているから、あんな家庭で子育てできたら素敵だと思う」(24歳女性/食品・飲料/専門職)

●専業主夫・主婦になりたくない理由 – 「家事が嫌い」「仕事が好き」の人も
○「専業主夫になりたくない」男性の意見

■家事が大変そう
・「多分、家事下手で無理だと思うから」(50歳以上男性/電機/技術職)
・「料理ができないから」(50歳以上男性/建設・土木/営業職)
・「家事は基本苦手だから」(48歳男性/建設・土木/技術職)
・「家事が嫌いなので」(43歳男性/自動車関連/技術職)

■仕事を続けたいから
・「仕事で外にいる方が良い」(50歳以上男性/医療・福祉/専門職)
・「仕事をし続けたいので」(29歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「今の仕事も続けたいから」(34歳男性/学校・教育関連/専門職)
・「仕事が好きだから」(35歳男性/情報・IT/営業職)

■経済的に厳しいから
・「年収が減るので」(30歳男性/運輸・倉庫/技術職)
・「奥さんの年収だけでは生活が維持できないと思うから」(32歳男性/商社・卸/事務系専門職)
・「なる時はなってもとは思うが、収入的に私が働かないと成り立たないため」(27歳男性/情報・IT/技術職)
・「仕事はしないと金銭的にきつい」(30歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)

■面白くなさそう
・「楽しさが分からない」(32歳男性/食品・飲料/技術職)
・「つまらなさそうなので」(34歳男性/小売店/販売職・サービス系)
・「ひまで退屈そうだから」(26歳男性/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「鬱憤がたまりそう」(38歳男性/団体・公益法人・官公庁/営業職)

■男なら当然
・「男は外で仕事に励むことが普通です」(26歳男性/電機/技術職)
・「男らしくない」(32歳男性/農林・水産/販売職・サービス系)
・「男として働くのは義務だと思っています」(43歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)

■その他
・「自由に意見を述べられなくなる」(33歳男性/情報・IT/技術職)
・「自分の趣味は自分で稼いだお金でしたいので」(48歳男性/食品・飲料/事務系専門職)
・「仕事をしていたほうが人生にメリハリがあるから」(32歳男性/通信/技術職)

○「専業主婦になりたくない」女性の意見

■ずっと家にいるのは退屈
・「時間を持て余しそう」(37歳女性/ソフトウェア/技術職)
・「1日中家にいるのは性に合わない」(30歳女性/電機/事務系専門職)
・「することがなさ過ぎて飽きそう」(32歳女性/自動車関連/事務系専門職)
・「ずっとうちにいるのは耐えられないし飽きてしまうので」(29歳女性/医療・福祉/専門職)
・「ワイドショーを見ているつまらない主婦になりたくない」(36歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)

■自分で稼ぎたいから
・「働いてほしいものを気兼ねなく買いたい」(32歳女性/食品・飲料/事務系専門職)
・「自分の収入で今まで自由がきいていたから」(27歳女性/通信/クリエイティブ職)
・「自分だけが使うものを自分で働いたお金で購入したいから」(31歳女性/金融・証券/専門職)
・「自分の生活費は稼ぎたい」(47歳女性/医療・福祉/専門職)

■社会とつながっていたい
・「社会とつながっていたいから、仕事が好きだから」(34歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「社会とのつながりがあったほうがいい」(30歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「仕事をして社会とつながっていたいから」(34歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「夫ひとりで十分に収入があったとしても、仕事を持つことで社会とつながりを持っていたいから」(37歳女性/その他/秘書・アシスタント職)

■その他
・「夫に支配されるのは嫌だから」(29歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「専業主婦に求められるスキルが高すぎる」(32歳女性/その他/事務系専門職)
・「自分にもコミュニティが欲しい」(33歳女性/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「ボケるから」(47歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「誰かの奥さん、誰かのお母さんではなく、自分自身を持っていたいから」(47歳女性/不動産/秘書・アシスタント職)

■総評

「専業主夫になりたい」と答えた男性は22.0%と少数にとどまった。理由としては「家事ができない」というのが最も多く、「自分には勤まらない」「いうほどラクではない」「毎日大変そう」といった声が寄せられた。また、「仕事を続けたい」という回答も多かった。「仕事が楽しいから」という理由もあるのだが、「男性が女性を養うべき」という固定概念も強くあるよう。世間体を気にする人もいるようだった。

しかしその一方で「仕事をしたくない」という理由から専業主夫を希望する男性も。主夫になればラクができると考えているようで、「一度やってみたい」と憧れを抱く人もいるようだった。

「専業主婦になりたい」と答えた女性もわずか23.0%。共働き女性の多くが、今後も仕事を続けたいと思っていることが分かった。「ずっと家にいるのは耐えられない」という意見が多く、専業主婦は「退屈」「暇そう」「つまらない」といったイメージがあるよう。「家庭にばかりいると老け込む」「ぐうたらしすぎてしまう」といった懸念もあるようだった。

また、「家庭に入ると視野が狭くなるので危険」という意見も寄せられた。仕事を通じ社会との繋がりを持つことで、広い視野を養えると考えているよう。社会に取り残されるのが怖い、という不安もあるようだった。他にも、「家事が苦手だから稼いでくる方が気が楽」「専業主婦は生活にハリがなさそう」「仕事が好きだから」といった理由が挙げられた。

専業にも兼業にも、それぞれ他人には分からない苦労があるもの。専業主夫(または主婦)も一度経験すれば、その大変さが実感できるかもしれない。

調査時期: 2015年11月9日~18日
調査対象: マイナビニュース会員(共働きの既婚者限定)
調査数: 男性100名 女性100名 合計200名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません

(アリウープ)


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