彼氏を切らしたことがないと豪語する女子がいます。何人も知っていますが、そういう女子に共通することとして「この人」と思った男子を、絶対に離さないということがあります。
その男子に彼女がいようと、なんであろうと、もうとにかく離さない。ことあるごとに「ごはん行く?」などと連絡をする。
たとえ3ヵ月、半年、ごはんに行けなかったとしても、しつこく「ごはん行く?」を続ける。こうしながら「そのとき」を待つ……。
人は手近にいる人に恋しやすいそうですが、とにかく自分のそばに気になる男子を置いておく、あるいは気になる男子のそばに自分がじっといる。こういうことをしているのだそうです。
「好き」という自分の気持ち
それはおそらく「好き」という自分の気持ちにとても素直に行動しているからできる技だろうと思います。
逆に、いつまで経っても彼氏ができない人は、「好き」という気持ちにブレーキをかけるのがうまいのでしょう。
なにも褒めているわけではありません。
どういうブレーキかは、人それぞれだろうと思いますが、たとえば、この男子を好きになってしまったらお母さんに悪い……こんなことを思っている女子もいるでしょう。
あるいは、彼のことは好きだけど、とても親友に紹介できる場所で出会っていない……正直に言えば馬鹿にされそう……こういうケースだってあるかもしれません。
でも、言うまでもないことですが、心のブレーキを捨ててしまわない限り、恋人はできない(できづらい)。
運よく恋人ができたところで、あとになって、もっとちがった別の彼氏と付き合えたのではないかと思うようになる。
心のブレーキのはずしかた
心のブレーキをはずす方法については、いろんなことが言われています。もっと素直になればいいというアバウトな言い方をされることもあります。
自己啓発系のセミナーに行くと、自分の過去がどうとか、トラウマがどうとか、そんなことを言われることもあるそうです。
でも、思うんですが、絶対にこのブレーキだけははずさないというのを、1つ決めてしまうと、あとのブレーキは簡単にはずれるようになっていると思います。
絶対にあたしの実家のそばに住んでいる男子でないと恋愛したくないとか、絶対に年収***万円以上の男子でないと恋愛したくないとか、そういう「条件」って、女子はよく持っているでしょう。
「そこ」のブレーキだけはしっかりとかけておき、あとのことは忘れたふりをしてみる。
すると、自然とそれ以外のブレーキははずれてくれて、サクサクと恋人ができます。
この世にあるたいていのブレーキは、かけやすくはずしやすいように設計されているから。それはかけづらく、はずしづらいと、なにかと危険だからでしょう。
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