「忙しい」って理由、信じていいの…? “連絡をくれない男たち”の本音

20代でも30代でも、付き合う前でも付き合ってからでも、多くの女性が苦しんでいるのが「彼から連絡が来ない」という悩み。

かくいう私も悩んだことがある。極端に連絡をくれない男子と付き合った経験が小さなトラウマになって、恋愛相手の連絡の有無に敏感になった時期があった。一度はつながったはずの彼と連絡が途切れるのが怖くて、間が空かないように、すぐに会いたがったりして……。焦燥感から自爆して恋が壊れてしまった。

しかし、30代になって、それなりに経験も重ねて、いろんな世代のいろいろな男友だちも出来て、「恋愛と連絡」に対する男女の意識の差、その傾向と対策がハッキリと分かるようになった。それが分かると、「なかなか連絡をくれない男性」とうまく付き合い、良い恋愛が育てられるようになるのだ。

■マメな男と、連絡嫌いの男の見極め
まず、恋愛云々の前に、男という種族には、そもそもマメに連絡をくれる人とまったく連絡をくれない人がいるということを知ること。年齢を重ねて、恋愛から遠のいている男や、仕事が忙しい男ほど、生活の中に恋が入りこんでいない……プライベートで誰かに連絡をしないことがデフォルトになっている。

私の周囲にも、そういう男性はたくさんいて、典型的な連絡しないタイプのOくん(36歳)。仕事は激務ながらも、「彼女は欲しい」ので呼ばれれば、合コンには顔を出すし、友だちから可愛い女子を紹介されることも多い。カッコよくて話も面白い、一般的にはいわゆるモテるタイプの彼は、たくさんの女子にアプローチもされるのだけれど、実は愛想が良いのは表面だけで、素はかなり引きこもっている。なかなか自分から連絡しないし、連絡も返さないのだという。

■恋愛のプライオリティが高くない
理由を尋ねると、「本当に忙しいから返せない」と悪びれない。そんなの5秒で返せるだろうと思うのだけれど、「仕事中はすっかり忘れている」「時間の余裕と気持ちの余裕が違うから」と。マメじゃない女である私にもその心理はわかる。締め切りでいっぱいいっぱいの時などは、軽いメールも返す気持ちになれない。それを不誠実だと思われると、苦しい。

それでも、マメに連絡する時期がある。それは、よほど衝撃的な出逢いがあって恋心が揺らされた時か、付き合い始めた恋愛の初期だけだ。そういう時だけはマメになれるんじゃない?とOくんにも問うと、「その通り」と苦笑いしていた。

■恐怖心から、ますます連絡できなくなる
周辺取材を繰り返して分かったのは、なかなか連絡しない男は、恋愛そのものが遠のいているタイプがほとんどであるということ。少なくともディープな恋愛はしていない、したことがない。彼らは、恋愛の勘が鈍っているために、心のどこかで恋愛を進めるのを怖がっているフシがある。

やはり連絡しない男、Aくんの場合、「忙しい時期は女の子が連絡をくれればくれるほど辛い、そこで返事ができなければできないほど罪悪感で心が重くなる」のだという。そのうち、その女子が重い存在になり、連絡したくなくなるのが男性心理なのだという。

AくんやOくんをはじめ、この話題に関しては、複数のマメじゃない男たちに「ぜひ、コラムにしてほしい」といわれた。「あまりしつこく連絡をされると気持ちは離れるし、辛いのだ」という主張を伝えてほしいと。身勝手な部分もあろうが、ほんとうに恋愛下手なのだろうと改めて。女が思うよりも、うまく恋愛できない男は多い。

とはいえ、せっかく惹かれても、連絡をとらなければ、恋が進まないのものだし……。どうすればいいのだろう。

■あなたが思うほど、彼はあなたを思っていないことを肝に銘じて
まず、ハッキリ言うと、連絡をくれない男は、自分にはあまり気(想い)がないと思っておいた方が良い。相思相愛になる上では、タイミングが合わないとも言える。あまり集中しないほうがいい。

焦らずに、距離をとること。彼の深層心理にある恐れを感じ取って、いきなり2人でデートするのは諦めて、まずは「みんなで会う」、仲間になる方向へもってくこと。その際は、自分から連絡するのではなく、間に友だちが入っているとなおいい。

時間をおくことも大切だ。彼だけを集中して狙い撃ちするのではなく(その心理的な重さは、彼にも伝わってしまう)、広い視野を持っていろんな人と遊んでみる。恋愛を怖がっている男は、いきなり近づいても重みに耐えられないものだから。

時間と距離を適度に置きながら、返事が負担にならないメールを送りつづけること。そうして、彼の警戒心がとけるのを待つ。どこまで待てるかは、自分の心持ち次第。待てないのであれば、思い切って諦めて、新しい出逢いにかけたほうがいい。

■付き合った初期に変えるのも手
ある女子は、連絡しない男子――恋愛に奥手な男子と付き合い始めた初期、いちばんラブラブな時に、「毎日眠る前に、メールが電話で連絡を取り合う」という約束を交わして、彼をマメ男くんに変身させたのだという。連絡できないのは、恋愛や女性に慣れていない、不器用さゆえ。だから、感情的にアタックせずに、淡々と習慣にさせるのがいちばんいいと考えて、「最初は、毎晩の連絡をまずは自分から習慣化した」のだそう。賢い! 「ラブラブな時期」に、「淡々と習慣化」させたのが成功のポイント。ちなみに2人は無事に結婚に至った。

とはいえ、彼はそうそう変わらないことを心得ること。彼女が彼を変えられたのも、彼の変わらない資質を理解していたからこそだと思う。人は簡単には変わらないし、変えられないもの。だから、連絡をくれない男子と付き合えたとしても、結婚できたとしても、結局、人生の折々で連絡を待たされる局面にあう可能性は高いのだから。

彼の男心を理解する力、連絡を静かに待てる力は身につけておきたい。

【恋愛ガイド:All About 編集部】


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