子どもの頃の経験は、あなたが思っている以上に自分の深層心理に深く刻み込まれるようで、極端に人が怒ったり、悲しんだりする時、その90%が自分の過去に関係していると言われています。好きな彼との諍いの原因も、もしかしたら自分達の過去に原因があるかもしれないんです。
関係が深まると、深層心理が顔を出す
お互いの関係が深まってくると、その安心感から今まで出すことのできなかった深層心理が、顔を出すようになってくることがわかっています。
今までフタをしていたものが、少しずつ出てくるようになって、その気持ちをそのまま相手に出すようになるのです。
子どもの頃の経験が、そのまま現在に出てくる
例えば、子どもの頃に親から冷たくされていたり、周りの友達から嫌われて孤独感を味わっていたりすると、その頃の気持ちが出てくるようになるのです。
なので、ちょっとでも相手からそれと同じようなことをされると、その記憶があふれ出て、過剰に反応するようになってしまいます。
例えるなら、すでについている傷口をつつくようなもので、相手からすると「大げさな」と感じてしまいますが、当人からすれば痛くてしょうがないんです。
感情を「ラブレター」に書き出すのが良い
もし自分がとても感情的になっていると思ったら、一度話し合うのを止め、相手へのラブレターを書きましょう。
自分の気持ちを書き出していきますが、内容は「怒り」→「悲しみ」→「恐れ」→「後悔」→「相手への愛情」の順番で、それぞれ同じくらいの長さにして書くのが良いとされています。
この全てを書いた方が良い理由は、自分のネガティブな感情を全て出すことで、自分の深層心理にたどり着くことができ、子どもの頃の傷を癒すことができるからです。
書くときは、相手に聞いてもらっていると思うこと
このラブレターを書くとき、大事なのは単に自分の感情を発散するという形で書くのではなく、相手が愛情を持って聞いていると思いながら書くことです。そうすることで、自分の本心を書くことができるようになります。
あなたが取り乱してしまったと思った時は、同じことを何回も繰り返すことがないように、過去の記憶を癒す作業をしてみてはいかがでしょうか?
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