好きになった男性が、自分よりも“低収入”だと知ったとき、あなたはどうしますか?
「将来のことを考えると、ちょっと付き合うのを躊躇(ちゅうちょ)するかな」
「好きだったら関係ない! 家庭って夫婦二人で支えるものでしょ?」
『IBJ』が未婚男女809名(男性400名、女性409名)を対象に行った「スペック格差」に関する意識調査では、ちょっと意外な事実が明らかになりましたよ。
1:自分より年収が低い男性は「恋愛対象外」だと判明!
(出典:IBJ)
女性を対象に「自分より年収が下の男性は恋愛対象ですか?」と聞いたところ、なんと65%が「いいえ」と回答。「自分の収入がそこまで高くないので、それ以下だと生活できない」「妊娠・出産後に仕事をセーブする時相手の年収が低いと困る」など、将来を心配する声が目立ちました。
ただ、高給の女性たちからは「そこそこ(自分も)稼いでいるので、なかなか自分より(収入が)上の男性を選んだら出会えない」「結婚後も仕事を続けようと思っているので相手の年収が低くても構わない」なんて意見も…。
「平均的年収・平凡な外見・平穏な性格」の“3平”で十分だといいつつも、やっぱり金銭的に支えてもらいたいと思っている女性の方が多いようですね。
2:男性は「自分より年収が高い女性」を好きになるの?
(出典:IBJ)
では、逆パターンはどうなのでしょうか? 男性を対象に「自分より年収が上の女性は恋愛対象ですか?」と聞いたところ、76%が「はい」と回答。「年収より相性や人柄を重視しているから気にならない」「年収で恋愛対象を判断していないから」といった何ともスマートな意見ズラリ。「仕事ができるのも、魅力のひとつだから」なんてプラス評価まで聞こえてきました。
もちろん「プライドが高そう」「生活を維持するのが大変そう」といったネガティブな意見もありましたが、男性にとって“年収”は、恋人・結婚相手を選ぶときの基準にならないことがわかりました。
3:男性が「恋人」「結婚相手」を選ぶ基準とは?
そこで20~30代の独身男性に「結婚相手を選ぶときの基準」について質問してみたところ、思わず納得の意見がたくさん!
「いくら稼いでいるかより、金銭感覚とか生活水準が同じかどうかの方が重要だよね。ブランド好きだったり、無駄遣いが多い女性はこっそりお嫁さん候補から外しちゃうかな」(29歳・建築)
「弱っているときに支え合える関係って素敵だよね。体調を崩したり、仕事でミスして落ち込んでいるとき、何も言わずに寄り添ってくれる感じ。きっと夫婦になるってそういうことだと思う」(31歳・公務員)
「一緒にいて疲れない存在ってなかなかいない。癒される、落ち着くなって思えたら、その女性と真剣に向き合うようにしている」(28歳・メーカー)
今回の調査では、経済力よりも、金銭感覚や思いやり、フィーリングを重視する傾向にあることがわかりました。あなたも気になる男性のストライクゾーンに入るには、さまざまな関門を突破する必要があるかしれませんね。
いかがでしたか? 相手の年収に囚われやすい女性と、お金よりも相手の個性に目を向けようとする男性。男女の“スペック格差”は、女性が気にするほど結婚に影響しないのかもしれませんね。
(参考元)
【総合婚活サービスのIBJ】男性の76%が自分より高収入な女性は「恋愛対象になる」と回答。~「スペック格差」についての意識調査~ – IBJ
(取材協力)
20~30代の独身男性
photo by Ivan Malafeyev
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