「同年代婚より歳の差婚のほうが離婚しやすい」はウソだった!

■同年代婚よりも歳の差婚のほうが離婚しやすいって本当?
歳の差が10歳以上あるなど、最近、歳の差カップルの結婚が目立ちます。2015年の調査でこのようなデータがありました。実は世の中では、「“年の差婚”より“同い年婚”」という風潮があるようです。

・夫婦関係の良好度に対する認識や、休日の会話時間で同い年婚、年の差婚に大差はない。

・夫婦喧嘩の発生頻度や、別居、離婚など夫婦間の危機を感じた経験は年の差婚夫婦の方が高い傾向に。

出典:「年齢差による夫婦関係に関する意識調査」を発表 仲良し夫婦は“年の差婚”より“同い年婚”!? 
(http://corp.allabout.co.jp/corporate/press/2015/151027.html)

実際、「歳の差婚」と聞くと、話題が合わなそう」「価値観が合わなさそう」「もしかしたら、財産目当ての愛のない結婚でしょ?」なんて意見を聞くことがあります。

どうやら、同級生婚に関する幻想は、根強いところがあるようです。

でも、本当にそうでしょうか?

調査の項目にも、「別居、離婚など夫婦間の危機を感じた経験は年の差婚夫婦の方が高い」とは言うものの、「夫婦関係の良好度に対する認識や、休日の会話時間で同い年婚、年の差婚に大差はない」とも書かれています。

もしかしたら、年の差=価値観の差というのは思い込みであり、間違った認識かもしれません。私は、歳の差婚だから幸せになれる、歳が離れている2人だからこそうまくいくことはたくさんあると思っています。

つまり、事実をどう受け止めるか、という考え方の違いなのではないでしょうか? 

なぜ、同年代婚より歳の差婚のほうがうまくいくといえるのか、私なりの解釈をお話ししていきます。

■同年代カップルのメリット、デメリット
ではまず、同年代のカップルについてお話します。

同じ世代だから話題があう、価値観があう、などなど同年代だからうまくいくことももちろんありますが、同年代だからこそうまくいかないこともたくさんあります。

学生時代は、二人で同じことをすることが幸せや二人の結束につながりました。

でも社会人になると、仕事を頑張ろうと思う時期、仕事が辛いと思う時期などが一緒になってしまうことで、お互いに心の余裕がなくなってしまったり、甘えたい時、弱みを見せたい時も、「相手も頑張っているんだから……」と我慢してしまったり、酷い場合には、自分と同じ、もしくは自分より下の給料しか稼げない相手に不満を抱いたり、「私がここまで頑張っているのにあなたはなんで頑張れないの?」と怒ってしまったり、お互いがライバルのような関係になってしまったり……。

学生時代は「二人が一緒」ということがメリットになることが多かったかもしれませんが、社会人になるとデメリットになってしまう場合があります。

■歳の差婚なら、「良い意味であきらめがつく」
それでは歳の差カップルだったらどうでしょうか?

歳の差があると、相手に甘える、そしていい意味で相手に対して諦めることができるようになります。

例えばおつきあいしている相手が10才も歳が離れている人だと、たとえ出来ないこと、知らないことがあっても、「なんでできないの?」という不満には繋がらず、「歳の差があるからしょうがないな」というようにあきらめがつくものです。

同年代同士だと、どうしても「もっとできないの?」「これくらいできるでしょ」と言いたくなってしまいますが、歳が離れていると「まだ若いしね」「もう歳だからね」と許せちゃうんです。

また歳が離れていることで、ライバル関係にはならずに、お互い素直に甘えられる関係になることができます。

■歩んできたキャリアが違うから、「同じ壁にあたらない」
さらに、同じ歳だと、同じ時期に就職で悩んだり、キャリアアップで悩んだりとなりますが、歳の差があると、お互いの歩んできた人生のレベルが違います。

歳の差があると、どちらかが必ず先輩になるので「そんな時期もあるよね。俺もそんな時期があったんだ」と良きアドバイザーになることができます。それは、いいパートナーシップへとつながっていくんです。

■「愛」「信頼」「尊敬」を感じやすいのが年の差婚かも!
私は結婚で大切なのは「愛」「信頼」「尊敬」の3つだと思っています。

「愛」は何歳でもできるけれど、信頼、尊敬は歳の差があるほうが感じやすいものです。

そう、歳の差カップルが一番いいところは、立場が違うからこそ、お互いを尊重しやすいという点だと思っています。

お互いが良いアドバイザーになり、「若いのに、こんなことができるんだな。すごいなぁ!」「年上だからこんなことができるんだ。すごいなぁ!」と、お互いの立場が違うからこそ素直に思うことができる……、そんな二人は、とてもいい人生のパートナーになれると思いませんか。

【吉井奈々の恋愛コラムガイド:吉井 奈々】

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