譲れないものはナニ!? 恋愛・人生観に迷う女子におすすめの映画『ダイアナ』

恋の季節、2013・秋に恋活専門家かぎあなが観たおすすめの映画第3弾は『ダイアナ』です。


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10月18日に日本で劇場公開された『ダイアナ』ですが、英国メディアの酷評が影響してか、日本でもスルーされてしまった感が否めません。

伝記としては都合のいいところだけが切り取られた印象を受ける今作ですが、ダイアナという一人の女性の恋愛観・人生観がくっきりと描かれていると感じました。

「ダイアナ」ってだれ?

言わずと知れた英国ウェールズ公チャールズ皇太子の最初の妃。
1961年7月1日~1997年8月31日
15年の結婚生活の後、チャールズと離婚。
離婚成立翌年、交通事故により不慮の死を遂げる。享年36歳

ダイアナが愛した2人の男

皇太子との別居から36歳で亡くなるまでの短期間に、ダイアナは大きな2つの恋をした。参考文献をもとにその恋愛観に迫ろう。

●心臓外科医ハスナットとの恋
スクリーンのダイアナはハスナットの好きなジャズを好きになり、心置きなくデートをするためにウイッグで変装するキュートな女性だ。しかし目立ちたくないハスナットにとっては、どこにいても目立ってしまうダイアナと一緒にいることが壁となってしまう。映画の中に出てくる「私を愛してる人は50億人いるわ。でも誰も一緒にいてくれない」という言葉に、ダイアナの孤独は凝縮されている。

●最後の恋人ドディとの恋
1997年にパリ郊外で交通事故死したダイアナと車に乗っていたのは、最期の恋人ドディだ。しかし映画ではドディのドの字も出てこない。周囲の評判は悪かったらしい彼だが、ダイアナにとってはやっと巡り会えた“一緒にいてくれる人”なのだ。死の10日ほど前に「彼が大好き。今までこんなに幸せだったことはないわ」と友人にもらしたそうで、結婚も間近だったといわれている。

譲れない恋愛観・人生観を再確認するきっかけに!

王妃として注目を集めた時点で恋だの愛だのはあきらめるべき、と思う人がいるかもしれません。しかしダイアナは人々の“心の王妃”としてもたくさんの社会的貢献をしながら、普通の女性としての幸せも諦めなかったアグレッシブな女性なのです。

我がままで、大胆で、そして痛々しいほどのまっすぐさに触れたら、恋愛や人生において“譲れないもの”ってナンだっけ? と再確認したくなる映画でした。

参考文献
「お姫さま大全 100の物語」(講談社)井辻朱美
「魔性たちの恋愛神話」(新人物往来社)森実与子
「ブレア回顧録 上」(日本経済新聞出版社)トニーブレア/石塚雅彦訳

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