芸能人や二次元が好きということが、リアルな恋にもたらす影響

大好きな芸能人がいて、その人との恋を妄想していると時間が経つのも忘れてしまう、とか。あるいは、アニメや漫画が好きで、二次元のイケメンキャラが大好き! などという場合、それ自体がリアルな恋に邪魔をしているとは言いませんが、何かしらの影響はもたらしているようです。

自分でも気づかないうちに独特な思考が働いて、そういう趣味嗜好を持たない人にはない言動を示したりするでしょう。

芸能人や二次元が好きということは、リアルな恋にどんな影響をもたらすんでしょうか?

「私はいいけど、彼が女性アイドルオタクは嫌」

自分は特定の芸能人にのめり込んでいて、追っかけをしたりもするけれど、彼氏が同じように女性アイドルや歌手の大ファンというのは嫌、と考える女性が少なからずいるそうです。浮気ではないものの、やっぱり嫉妬するらしく、「好きな芸能人がいるのは許しても、私の前でそのコの話はしないでほしい」と思うんだとか。

また、自分はいわゆるオタクと呼ばれるほどのファンだけど、男性でオタクというのは(偏見だとしても)彼氏にしたくない、と感じる女性もいるようです。

とても冷静な視点から見れば『どっちもどっち』なんですが、「私だけは良くて、彼はダメ」というのは、やっぱりちょっとズルいかもしれません。

そして、彼氏にのめり込むほど好きな芸能人がいないにせよ、リアル彼氏の前で芸能人の妄想彼氏の話をしてしまう女性は、多少気を遣った方が良さそうです。何も言われなくても、彼だって良い気分はしないでしょうから。たとえ芸能人であれ、自分の彼女がほかのオトコの話をするのは、聞いていて複雑な気持ちになるはずです。

『腐女子』であることを隠しすぎる

今時は『腐女子』もかなり市民権を得ているとは思いますが、女性で堂々とカミングアウトできる人はあまりいないでしょう。BL本に別の表紙をつけたり、そっち系の本は本棚ではなく、クローゼットに隠したりする女性も多いはずです。

でも、自分が腐女子であるということを、かたくなに隠そうとすると、彼氏には「浮気してるの?」「何か秘密を持っている」と怪しまれてしまいます。浮気を疑われて信頼関係が壊れるよりは、恥ずかしくてもカミングアウトしたほうが良いかもしれません。

特に、彼氏が三十路を過ぎた分別あるオトナなら、サラッとカミングアウトして良いでしょう。「あ、そう」とあっさりスルーされるとか、すんなり理解してくれるなど、意外な反応を示されるはずです。

男性からすればやっぱり、男同士の恋愛を好むという嗜好には違和感を覚えるようですが、20代になって社会を広く知るようになり、30代に入って他人に対する寛容さを身につけると、BL趣味嗜好のひとつと捉えられるんだそうです。「そういう世界もある。あくまでファンタジー」と割り切れるようになるのでしょう。

確かに、リアルな世界で生身の男性と浮気されるより、二次元のBLの世界で現実逃避を楽しむ方が、彼氏としては安心できるに決まっています。

ライブやイベントとデートを天秤にかけちゃう

大ファンともいえるアイドルのライブや、コミケなどのイベントとデートが重なった場合、イベントを優先してしまう……なんて経験はないでしょうか?

芸能人の追っかけをしているとか、アニメやゲームが大好き! ということを彼氏に打ち明けていない場合は、ダブルブッキングしないよう努力しても、彼氏から「どうしてもこの日、空けておいてほしい」と言われれば断りづらくなります。結局、体調不良や急な仕事を理由にデートをドタキャンした、という女性も結構いるのでは……?

けれど、今どきはSNSやツイッターでそうした嘘がバレてしまうことも多く、彼氏から不信感を持たれるかもしれません。男性側からすれば、「嘘をつかれた」こともショックですし、「自分よりイベントの方が大事」ということもガッカリ感を強めます。

もし、どうしてもダブルブッキングを避けられない状況になったら、苦し紛れの嘘をつくよりは正直に話した方が良いのではないでしょうか?

「俺とイベントとどっちが大事なんだ?」なんて議論が交わされるかもしれませんが、すでに高額のライブチケットを購入していたり、年に一度しかない貴重なイベントだと力説したりすれば、彼氏としても歩み寄りをせざるを得なくなるはずです。

 

Photo by. 大偉

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