女子トークはいつだってLOVEのこと vol.2
出演:舞川あいくのインタビュー「舞川あいくのガールズトーク。」はこちら>>
私(出演:舞川あいく)の名前はアイ。高校生のときからの親友ナミとは、毎日LINEで女子トークするほどの仲良し。もちろんその中身はほとんど「LOVE」のこと! 恋愛がうまくいかない時は「ほんとイイ男っていないよね!」ってお互いになぐさめ合うのがお約束。それでもめげずに恋愛に一生懸命なのは、絶対に幸せになりたいから。前回のお話「男性に嫌われる“リアクション薄い女”からは卒業!」はコチラ。
バカンス気分でオシャレBBQ♥︎
今日は平日。私とナミはお休みをとり、華やかリフレッシュDAYと称して豊洲の「THE BEACH55」へ。真っ白な砂をしきつめた白いビーチを見ながら、シャンパンとフレンチバーベキューがお手軽に楽しめる素敵スポットにやってきた。
オフショルダーニット¥9,500/The Dayz tokyo(The Dayz tokyo 渋谷店) スカート¥13,800/BLONDY ReLISH(BLONDY ReLISH 新宿ルミネエスト店) バッグ¥12,000/Lara&Heart(Lara&Heart) サンダル¥13,500/ing(オギツ) 他・スタイリスト私物
なかなか旅行の日程を合わせるのは難しいけれど、ここならお手軽にリゾート気分を味わえる♥︎ せっかくなので、お洋服のドレスコードを「バカンス」に。私は肩だしの黒トップスにアップヘアで、少しだけグラマラスにキメてみた。
「アイ、かわいい〜。リボン付きのかごバッグとか、リゾートっぽくて最高!」
と、はしゃぐナミ。
店内は、白を基調にしたラグジュアリーな雰囲気満点。オシャレな場所に来たときの決まりごとといえば、もちろん写真!というわけで、私たちは自撮りしたり、店内を撮ったり、しばらく撮影タイムを楽しんだ。
初デート、今回は成功…!?
「そういえば、この前パーティで出会った彼、どうなったの?」
グラスシャンパンで乾杯した直後、ナミが聞いてくる。
「あ、あの好青年っぽい彼ね。ごはん、誘われたから行ってきたよ! ナミにリアクション薄いって言われたから、そこ気をつけた」とにんまり。
「そっか、そっか。それで?」
何かを期待するように続きを聞いてくるナミ。
「彼ね、すごい映画好きみたいで、私も好きだから今度観に行くことになったよ!」
前回の気づきを生かして、かっこつけず、嫌われてもいいや、それならそれまで!と覚悟を決めて(!?)デートにのぞんだら、思いの他気が楽になり、お酒もすすみ、話もすすみ、自然と次のデートの約束もしていたのだった。
「私さ、彼とのデートで“何が食べたい?”って言われて、思い切って焼き肉!って言ってみたんだよねぇ。いつもなら、パスタとかフレンチとか、自分が食べたいものじゃなくて、女の子っぽい食べ物をリクエストしてたけど」
「へ〜!そうだったんだ!? アイはどうしたら男の子ウケがいいか、一生懸命調チェックするタイプなのにね! 今回はちゃんと素の自分を出したんだ! エライじゃん! てか、アイ、本当はかなりの肉好きだもんね(笑)」。
ナミがちょうど肉を焼いていた私をいじるように言ってきた。そして、「映画デートもどうだったか、教えてね」と、面白そうに言うと、シャンパンを飲み干した。
モテテクの呪いに取り憑かれていた!?
「ねぇ、ナミ。いわゆる“モテテク”ってあるじゃん。髪をかきあげると色っぽいとか、上目遣いはカワイイとか、ハンカチをヒザの上に載せるといいとか、聞き上手に、ごはんを取り分けるとか…。なんか、私モテテクの呪いに取り憑かれていたのかも…」
ぽつりと私が言うと、ナミが「ん?どういうこと?」と聞いてくる。
私は彼とのデートを終えて、思ったことがあったのだ。
「いや、今までたくさんモテテクにお世話になってきたけどさぁ(笑)。それで、もちろんウマくいくときもあったよ? でも、結局自分を取り繕い過ぎじゃって、窮屈な思いしてたなって」
モテテクという情報がこの世になかったら、それはそれで女子は困るけれど、やはり自分を偽るのは違う。
「確かに。アレもコレもと素直に実践しちゃうのは違うよね〜。私も昔、気になる彼にどうしても好かれたくてさ、料理好きアピールをし過ぎて失敗したことあったなぁ」
懐かしそうに苦笑いするナミ。
ナミは料理ができないわけじゃないけれど、そこまで自信があるわけでもなく、「今度、料理作って」と言われたタイミングで、怖じ気づいて、その彼からは撤退したらしい。
“フリ”を上手にこなせても意味なし!
だから、モテテク情報は、自分を偽るために…ではなく、自分の努力するポイントを見つけるために参考にすればいいんだと思う。
料理自慢したいなら、そこを磨いて腕を上げればいいし、相手の思いやりを持つ女性になれば自然と聞き上手になるし、品格を高めれば仕草だって自然に魅力的な女性になっていくはず。フリを上手にこなすことじゃなく、大事なのは、中身がともなうように向上心を持つこと。恋愛をうまく進めるには、小手先のモテテクだけじゃなく、+向上心がやはり必要。
こんなことを考えながら、ゴージャスな雰囲気にすっかり酔ってしまった私は、さらにシャンパンが進む、進む。そして、ガールズトークもまだまだ続きそう!(つづく)
※この物語はフィクションです。
次回
vol.3 「ハイスペ男子と結婚したい他力本願女子のみなさま!その理想を叶える前にやるべきこと」
に続く。
◆ 参考文献
・アナタの周りにもいる?美人なのにモテない人の特徴ベスト5!
◆ COVER GIRL interview
「舞川あいくのガールズトーク。【2016.04 COVER GIRL】」
◆ SHOP LIST
・The Dayz tokyo 渋谷店 03‐3477‐5705
・BLONDY
ReLISH 新宿ルミネエスト店 03‐3356‐1105
・Lara&Heart 03‐3496‐0767
・オギツ 03‐3875‐0111
◆ FILM LOCATION
・「THE BEACH55」 03-5859-5567
◆ STAFF
Model Aiku Maikawa<Twitter><Instagram>
Photo Junji Moroi(Rooster)
Styling Miho Higashi
Hair&Make-up Tomoko Yamashita
Text Ayano Sakamoto
この記事どうだった?
0いいね!
0うーん…