チークの色と位置
チークを入れる女性に対して、筆者は丁寧なメイクをするオシャレ上級者という印象を抱くのですが、チークひとつでその人のイメージはガラリと変わります。シャープで洗練された顔立ちにもなりますし、実年齢よりも若く可愛らしい雰囲気を漂わせる場合もあるでしょう。
ただ、ピンクやオレンジ色のチークを、頬の一番高いところにポンポンしているメイクは、どんなに上手にできたとしても20代限定だと思います。仮に、顔の女性がパッと見た感じで違和感なくできているにせよ、「私、実は32歳なの」と明かした時点で、男性はちょっと引くはずです。
大事なのは、ポンポンチークが似合っているかどうか? ではなく、年相応のメイクをしているかどうか? なので、三十路を過ぎて「カワイイ系」を気取っているところが、男性目線では痛いポイントになってしまうでしょう。
濃いメイク
年齢を重ねるにつれて、女性の化粧は濃くなっていくものです。本人が自覚しなくても、シミ・皺を隠して可能な限り若く見せたいという気持ちが、無意識のうちにファンデーションなどを塗り重ねてしまうはずです。
けれど、濃いめのメイクはオバサンっぽく見えて、若作りをするどころか、実年齢より上に見られる場合もあり、男性ウケも良くありません。口の周りのほうれい線、目尻のカラスの足跡ジワなどにファンデーションが溜まっていると、男性はひそかに引いてしまうでしょう。
また、最近は目尻にアクセントを入れるメイクが流行っているようですが、青・紫のアイシャドウや真っ赤な口紅は、30代に入ったら避けた方が良さそうです。モード系を気取っても、男性の目には「ただのケバいオバサン」としか映らないかもしれません。
カラーコンタクト、つけまつげも若い世代だけに通用するアイテムで、三十路に入ったら敬遠すべきものでしょう。色の入ったコンタクトはやめて、黒目を大きく見せる黒いものにしたり、エクステまつげをつけたりと、ナチュラル志向が良いでしょう。
ナチュラルすぎるメイク
アラサーになれば、アイラインやマスカラが控えめになり、口紅・グロスの色も肌色に近い色を選びがちになるものです。モデルの森絵梨佳さん、SHIHOさんのような自然なメイクを目指す女性は多いはず。
けれど、濃いメイクよりナチュラルなメイクの方が、実は難しいといえます。また、プロのモデルさんたちはナチュラルに見せているだけで、本当はコンシーラー・ファンデーション・パウダーを塗り重ねている場合もあるのです。
丁寧なお手入れをしないと肌の様子がまるわかりになるため、日々の努力と高度なメイクテクニックが必要になるでしょう。
そのため、手軽にナチュラルメイクをすれば、年齢相応の老いをさらけ出すことになります。男性は、「もう少し身だしなみ整えて!」と見苦しく思ってしまうようです。
written by 岡崎咲
Photo by. G-Dragon
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