鏡の前で笑顔の練習をする
コミュニケーションのやり取りに自信がない人ほど、意外と怠っているのが笑顔かもしれません。というのも、話すことが苦手という意識が強くなってしまうと、人の表情は自然と強張ってしまうためです。
すると、話をしている相手は怪訝してしまい、「これ以上話をしたらマズイかな……」と判断され、会話を早々に打ち切られてしまいそう。
それを避けるためには、まず人と話をする際は笑顔を意識してみて。笑顔を心掛けるポイントは口角を上げることです。
でも、自分で思っているよりも、人から見て笑顔に映っていないことって少なくないもの。鏡を見ながらどんな表情をしたらどういう風に映るのか、日頃から意識してみるといいかもしれませんね。
声の大きさとイントネーションに注意する
次に意識したいのが、声の大きさです。話すことに自信がない人ほど、声が小さい傾向にあるので注意してみて。
ぼそぼそと喋るのではなく、ハキハキと喋ることを意識してみましょう。通りのいい声を意識して出すことで、健康的でスマートな印象を抱かせられます。
また関連して、声のイントネーションにも注意してみて。「なるほど」「そうなんですね」といった相槌ひとつも、自分の感情をどう表すのかは大事なポイントです。
ひと言でも相手の本音、思っている気持ちって意外と伝わるもの。口下手なら無理に気の利いたことを話そうと思わず、まずは声の大きさと柔らかなイントネーションに気を付けましょう。
視線は首筋に向ける
目線にも気を配りましょう。シャイで人見知りタイプな人ほど、相手に目を向けられないことって少なくないのでは?
特にやってしまいがちなのが、うつむきがちになってしまうことです。
こうした姿勢は、喉が押されてますます声が出しづらくなってしまいます。相手にとっても顔の表情が読めないことで、ますますコミュニケーションの弊害を生んでしまいそう。
よく言われるのは、話をする際は相手の首元を見ることです。ずっと相手の目を見つめるのは大変なので、適度に相手の視線に目を向けながら相槌を打ってみて。
態度で気持ちを表す
ジェスチャーを使って、身振り手振りで自分の気持ちを伝えるのも有効です。喋り以外にも相手の気持ちが伝わることって多いもの。
言葉で説明するのが難しい時は、目的地を指さしたり、もどかしい気持ちを手指で動かすなど。
そうした身振り手振りで相手に真剣な気持ちが伝わることって、思っている以上にたくさんあります。喋りに自信がない人ほど、態度で示すのもアリかもしれませんね。
おわりに
いかがでしたか。人付き合いが上手くいかない原因は、コミュニケーション不足も考えられます。こうしたポイントで少しでも相手とのコミュニケーションを充実させて、良好な交流関係を築いてくださいね。
writer by 柚木深つばさ
photo by王明源 – ( Titanium Er . 鈦爾平面影像 )
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