男性といても、恋愛モードに切り替わらない女性へ

お見合いや婚活パーティーに、何度参加してもダメ。
友達に紹介してもらって、何人かとデートしてみたけれども良い雰囲気にはならず……。
目の前にいる男性は魅力的なはずなのに、なぜかドキドキしない。
相手もなんだか、自分に恋をしているようには思えない。

これって、自分に魅力がないせいなの?
それとも、もうこの世に自分のパートナーとなる人はいないんだろうか……。
そんな風に、不安になる時も恋活・婚活中にはあるかと思います。
今日は、恋愛スイッチを押すコツを伝授します。

■あなたの恋愛スイッチは、いつ入る?

基本的に恋愛は、感情の世界です。
ですから、理性的にどうにかしよう!と思ってもどうにかなるものではありません。
まずは、恋愛に対する力を抜きましょう。

押そうと思えば思うほど押せないのが、恋愛スイッチのはがゆいところ。
そもそも恋愛は、頑張ってするものではありません。
あなたがドキドキしなければ、その相手とは特に縁がないのかもしれません。
また、もしかしたら最初は友達から入ってしばらくしたら恋人同士のような雰囲気が流れるのかもしれません。

いずれにせよ、「この人となんとか恋愛関係になるぞ!」と意気込んでいるうちは、恋愛関係にはならないもの。
焦りは禁物です。

■まずは、友人関係を楽しんでみて

当然といえば当然ですが、前項でも書いたように異性に対してドキドキするには2パターンあります。

1.一目見て、ドキドキする
2.日常生活では何も感じないが、ふとした時に異性を感じてドキドキして意識する

このいずれかのパターンで、私たちは恋を認識すると言っていいでしょう。
逆に言えば、「これは恋なのか、そうじゃないのか……いやいや、恋でしょ」と思ううちは
相手に対して恋愛感情を抱いていないのかもしれません。

まずは焦らず、相手と友人関係を楽しんでみましょう。
特に、2タイプの恋愛が多かったという方はその方法が有効です。
じっくり時間をかけることで、愛を育んでいくタイプなのかもしれません。

■恐れを取り除く

恋愛スイッチを押すこと自体に、恐怖を感じている可能性もあります。
これはつまり、相手との距離感をつめることが怖いということです。

人は誰もが心の中に傷があるので、ハートをオープンにすることに恐れを抱きます。
以前ハートをオープンにして異性に近づいたところ、拒否されてしまった。
自分よりオープンな人を見て、「私はあんな風にはできない!」と落ち込んだ。
そのような経験が、ハートをオープンにすることへのブレーキになっているかもしれません。

自分がハートをオープンにすればするほど、相手が親しみを感じるのは
誰でも直感的に分かる部分ではあります。
しかし、本当の自分をさらけ出せば、それほど傷つくリスクは上がるわけです。

自分が傷つく可能性があっても、相手と近づきたいか?
そこが、相手と心理的な距離感を近づけることへのキーワードとなります。

■リスクを避けることはできない

パートナーを作ることにおいて、傷つくことへのリスクを避けることはできません。
自分の魅力を精一杯だしても、相手に拒絶される可能性もあります。
ハートをオープンにして、裸の自分を見せてもダメかもしれません。
失恋をしたり、もしかすると友情を失うこともあるでしょう。

ですが同時にそこには、うまくいくかもしれないという可能性もあります。
今度の恋愛では、あなたの全てが受け入れられることもあり得るわけです。

恋愛成就も、失恋も、すべてはあなたにとって成長を促すイベントです。
恋愛ほど、人間の感情を容易く揺さぶるものはないでしょう。
いわばこれは、人生における素晴らしいアトラクションでもあるわけです。
良いことも、悪いこともあなたの意味付け次第。
現象に良し悪しはないので、ニュートラルな出来事が未来には待っています。
その未来を糧としても良いですし、ブレーキとしても良いわけです。

嬉しい未来も、ヘコむ未来も同時に目の前に広がっている。
それが分かっているなら、あなたはどうしますか?

■本当に、恋愛スイッチを押す時は今

さて、上記をまとめると以下のようになります。

・力を抜いて、リラックスすること
・異性との友人関係を楽しむこと
・ハートをオープンにすること
・リスクをとること

これらが、恋愛スイッチを押すことに重要な要素になります。
もちろん、この項目を覚える必要はありません。
なんとなく、そんなもんなんだなと思っていても良いと思います。
タイミングが来れば、この項目のことを思い出すかもしれません。
その時こそ、これまでと違うパターンを試す時です。

いずれにせよ、よほどの理由がなければ大半の人には出会うべきパートナーがいるというのが私の信条です。
焦らずじっくり、恋愛スイッチがONになる時を楽しみにして
生きてみても良いと思います。

(Text/今井翔

Written by 今井 翔

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