おせち料理の栗きんとんで離婚しそうになった話

先日、後輩(女性)からこんな話を聞きました。結婚して初めての正月を迎えたとき、徹夜同然でおせち料理を作り新年になって食卓にお重を並べたら、だんな様から「大好きな栗きんとんが入っていない」と怒られたと。

彼女が作ったおせち料理は、ローストビーフやエビチリなどパーティーに並びそうな豪華な料理が詰まったお重だったのです。

普段OLとして仕事をしていて、少ないお正月休みに徹夜同然で作ったものにケチをつけられ、本当に頭にきた。離婚しようかと思ったと。

まず、彼女は徹夜同然までしておせち料理を作る必要があったのでしょうか。もちろん新婚初めてのお正月、作ってあげたいという気持ちはわからなくもありません。しかし、離婚しようかと思うまで腹が立つのは、自分の限界をこえてがんばったからでしょう。限界を越えていなかったらそこまで怒り心頭することもなかったのではないでしょうか。

年末年始の家事はやろうと思うと限りなくあります。全てを自分でやろうとすると限界を越えてしまうのです。しかも普段働いていて、正月休みが限られているのであれば何かを捨てる、または他人に任すという判断も必要になってきます。

何をやって何をやめるか検討すると良いと思います。

その中でのおせち料理。

家事の効率化を考えたとき、簡単にアウトソーシングできるおせち料理の購入というのは、選択肢に入っても良いのではないでしょうか。

近年では本当に多くの店でおせち料理というのを販売しています。わたしが先日入ったとんかつ屋のチェーン店でもおせち料理の予約販売をしていました。

おせち料理に入っているものには意味があります。

数の子…子孫繁栄の願い
田作り…稲の豊作への願い
昆布巻き…よろこぶの語呂合わせから不老長寿とお祝いの縁起物として広く用いてきた。
海老…腰が曲がるまで長寿の願い
きんとん…「金団」金運をもたらす縁起の良いもの

他にもおせち料理定番のものには意味があるので、願わくば、この意味合いがあってからのおせち料理なので、食の歴史をつなぐためにもそれらのいくつかは入っているのが望ましいと私は思います。

でも、変わり種おせちがなしとは思いません。

私事ではありますが、今年は私もおせち料理の予約をいたしました。どうせお金を使うのであれば、復興の応援につながるものにしたいと思い、福島県いわき市の「いわきの12人」というプロジェクトでやっている「復興おせち」です。
■いわきの12人 謹製 復興おせち
(http://www.iwaki12.jp/news/20131129.html)

昆布巻きや、栗きんとんなどのおせち料理の意味がある食材も入りつつ、ローストビーフや鴨のパストラミなどオシャレな料理も入っているからです。

2014年のお正月は美味しく、ゆっくりと過ごしたいと思っております。

(矢野 きくの)

【ガイド:All About News Dig編集部】

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