「うちの夫はなぜつまらないのか」と困っている妻が気づくべき3つの誤り

なぜウチの夫は面白みに欠けるのか?

「いい人だから」「マジメなのがとりえ」……。付き合っていたときや結婚当初はそんなふうに思っていても、結婚生活が長くなると変わってしまうことがあります。なぜ、夫が面白みのない人間に感じてしまうのでしょう? そのカラクリは、こういうことです。

夫婦になると決めて気分的に盛り上がっていると、愛情も満ちあふれていますから、「夫を信頼してやっていこう」という思いが強いのです。ところがその思いは、これからの二人の生活への期待や願望がベースになっているだけで、まだ危ういものがあるともいえます。ゆえに共同生活を続けるうちに、「こんなはずでは……」という気持ちが相手にも現実の生活にも芽生えてきてしまうのです。

ここでは、夫のことを面白みのないタイプだと感じるようになった妻たちのケースと、気持ちが楽になる考え方の一例をご紹介します。

ケース1:「結婚=ゴール」と勘違い

みなさんは、「結婚」と聞いて何をイメージしますか? ウェディングドレスやブーケ、披露宴やハネムーンなど、「結婚式」にまつわることやものだったりしませんか? でも、これは要注意な発想です。なぜなら、「結婚=結婚式」だと思っていると、無意識に愛情のピークの照準をそこに定めてしまうことになるからです。

結婚式がピークとする考えが危険なのは、結婚にまつわる一連のイベントが終わってしまうと、気持ちが下降する一方だからです。結婚して5年未満に離婚を決意する夫婦が多い理由の一つでもあるでしょう。

夫についても同じことがいえます。夫が面白くないという事実は、結婚してからはじまったわけではなく、夫自身は以前から変わっていないのです。にも関わらず、妻のほうが「結婚する」という人生の一大イベントに浮き足だってしまい、夫となる人の本質を見るというよりは、「結婚する」ということのほうを重視してしまいます。そうすると、結婚して落ち着いた生活がスタートしてはじめて、「あれ、こんなにつまらない人だっけ?」という冷静な目で夫を見てしまうのです。

このケースの対応策としては、考え方を改めることをおすすめします。夫を変えるというよりは自分の考えを改める方法です。具体的には、「夫が面白いかどうかよりも、結婚生活をスムーズに送ることができるかどうか」というものです。「今、こうして生活していけるのは夫と結婚したからだ」と思えば、多少の不満であれば我慢できるでしょう。

ケース2:「理想の夫婦像」を描くのは危険

「子どもができるまでは、料理教室に通ったりインテリアの勉強をしたりしてしばらくはゆっくり暮らしたい」「子育てがひと段落したら、自宅をリフォームしてアロマサロンを開きたい。夫と年2回は海外旅行に行けるくらいの収入が目標」など、理想の結婚生活は人それぞれ違うもの。もちろん、思い描くのは自由です。

ところが、パートナーに対して、ああしてほしい、こうしてほしいと「理想の夫像」を押しつけるのはNG。執着心が強ければ強いほど、理想と現実の違いに直面して絶望することになり、その先の結婚生活を続けていくことが難しくなります。いつでも妻を喜ばせたり、妻の希望を100%かなえてくれたりすることが夫の役割というわけではありません。

「理想は面白くていつも私を楽しませてくれるタイプだったけど、現実はこんなものよね。お互いさまかもしれないし」くらいに考えていたほうが、ずっと気持ちは楽になります。

ケース3:隣の芝生は青くない

「○○さんの旦那さんは、休みのたびに楽しい旅行や遠出を計画しているようだ」「○○さんの旦那さんは、会社でも部下や後輩から慕われている」「○○さんの旦那さんは、子どもたちともうまくやっている」……というように、自分の夫を周りの男性と比べてしまい、急に色あせて見えはじめる場合もあります。

隣の芝生は青く見えるように、他の夫婦は楽しそうに見える反面、自分の夫が面白みに欠けているように思えてしまうのです。また、他人であれば、いい部分しか見えにくいために、「○○さんはいいな。それに引き替え、ウチの夫ときたらつまらない……」と考えてしまいます。

この原因は、他人と自分を比べてしまうということにあります。他人と比べて「なぜウチの夫は?」と否定的に考えることを繰り返していては、いつまでも現状に満足できず、幸せを感じることはできません。

「もともと他人の夫は素敵に見えるもの。でも現実が一致しているとは限らない」と冷静に構えることも重要なポイント。それでも気になるようなら、自分たち夫婦も他人からうらやましがられるように見せる工夫をしてみましょう。

いずれのケースも、大切なのは、たとえ夫が面白みのないタイプだと感じても、すぐに見切りをつけないこと。相手のいいところを見て努力していけば、夫婦関係は必ず明るい方向に修復できるものなのです。

【離婚ガイド:岡野 あつこ】

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