一定時間、相手の感情を刺激しないことで、大抵なんとかなる!
他人の噂も75日という言葉がありますよね。
噂だったり悪い評判なんて、新しい情報が更新されない限り、2~3ヶ月程度で沈静化するものです。
これはたとえば職場で大勢から反感を買ったり、友人グループから不興を買ってしまったという場合にもあてはまります。
他人に嫌われること自体、誰にでも起こりうることです。
だから過剰に恐れる必要はありません。
嫌われたからと言って、何かリカバリーしようと動く必要も、特にないでしょう。
ただ少しの間、何もしないこと。たったこれだけを肝に銘じていれば、それで十分です。
荒立った感情は、その後刺激がない以上、いずれまた穏やかなものになっていきます。
下手に言い訳をしたり、馴れ馴れしく擦り寄るようなことは、対処法としてはあまり有益ではないように感じます。
みなさんも心当たりがありませんか?
気分が悪い時に、自分をそういう心境にさせた相手からの、ご機嫌伺いのような言葉にイライラしてしまうことって、そう珍しいことでもないんですよね。
嫌われたと思ったら、何もしない。
これがまず関係をフラットに戻すための、最初の一歩です。
関係を一度初期化したら、後はまた仲良くすればいい
嫌われたという自覚があったのなら、まずは何もしないで波風を立てるのをやめ、相手の気持ちが落ち着くのを待ちましょう。
相手だって大人ですから、いつまでもイライラしていたらかっこ悪いと思っているものです。
こうしてある程度時間が経ったら、何気なく挨拶をしたり、話しかけたりして様子をうかがいましょう。
相手がもうそんなに怒ってないことを確信したら、そのときにはじめて、以前相手の機嫌を損ねた原因について、自分なりに謝罪すればいいのです。
怒らせる時点で落ち度はこちら側にあるわけですから、そこでこっちが意地を張っても、もうあんまり意味はないことと割り切って、詫びを入れる。
これができる人とできない人とでは、人間としての魅力に大きな開きが生じます。
真摯に謝罪されれば、誰しも悪い気はしません。
こういうのは本人の姿勢次第です。その後は関係は修復され、また元通りの付き合いができるようになるでしょう。
後は今まで到達しなかった関係に踏み込むだけ!
今回、コラムのタイトルの「3ステップ」と書いていますが、先に紹介した2つの手順をしっかり踏むことができる女性は、実はそんなに多くありません。
逆に言えば、相手を怒らせたらしばらく距離を置いて、その後怒りが静まった頃合いを見て謝罪し、元の関係に戻れる女性は、それだけで「最低限の分別はあるんだな」と思われやすいということかも知れません。
この2ステップまでをこなすことができれば、関係が一度こじれる前の状態よりも、より相手から自分というキャラクターを理解してもらえていると考えてもいいでしょう。
以前よりも人間的に裏と表を見せ合った状態で関係が修復されていますので「ちょっと空気が読めない部分もあったけど、悪い子じゃないよな」という評価をされる機会も増えているはず。
関係が修復されてしまえば、過去の空気を読まなかった事例も笑い話で、長所と捉えてもらうこともありえる話です。
失敗を上手に活かし、その後元通り以上の関係に、どうやって持ち込むのか。
焦らず、何ヶ月もかけて修復に向けて動けば、きっと上手くいくはずですよ。
Written by 松本ミゾレ
Photo by stevecoleimages
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