「どうせ」「私なんて」という思いグセが抜けない人のために 自己肯定する方法

最近の女性は恋にも仕事にも一生懸命、ガツガツ……というイメージを持つ男性がいるようですが、実際はそうでもないと思います
恋愛に消極的な人は決して少なくなく、肉食系女子っていったいどこに生息しているの? と感じるのです。
「男性から告白してほしい」と望む女性は、全体の7割を占めるともいわれますし。

また、恋に消極的な人のなかには、自己肯定感があまり強くない人が多いようにも感じます。
自分に自信があれば、好きな人にもどんどんアプローチしていけるのでしょうが、「どうせ、私なんて……」と過剰に謙虚(?)になることで、簡単に片想いを諦めたり、最初からムリだと思い込んでしまったりする人がいます。
それって、とてももったいないことです。

そして、自己肯定がうまくできるようになれば、恋愛もうまくできるようになるのでは? と思います。

口に出して自分を褒める

自分を過小評価してしまいがちな原因は幾つかあるようですが、「幼少期に親や身内から認められることが少なかった」「過去の大失敗にいつまでも引きずられてしまう」などがよく挙げられます。
ダメな人間だという強い刷り込みがあると、自分の価値を見いだせず、堂々と振る舞えなくなるのです。

そのため、そうした人にとって一番大事なのは、自己肯定すること。
自信が持てること、得意な分野については、言葉に出して自分を褒めてあげましょう。
しかも、わざわざ大それたことをしなくても構いません。
1日の業務を完遂できたとか、料理をしてうまくできたとか、そういう小さな内容で良いのです。
「私、今日も頑張ったな」「上手にできた。良かった」と、口に出して言ってみてください。
最初のうちは、なんだかわざとらしくて変な感じがするかもしれませんが、続けていけば気分が変わってくるはずです。

信じるも信じないも自由ですが……昔から言葉には『言霊』があるといわれています。
江戸時代の商人が「猿」を「えてこう」と呼んだのは、「さる」という言葉は「去る」とも解釈できるため。
お客離れがないよう、言葉を変えて発したのです。
それと一緒で、自分を認めて価値を高める言葉を繰り返し言えば、自信がついてきます。騙されたと思って試してみてはいかがでしょうか?

自己評価が低い=ゼロスタート

自己肯定感が低いということは、「自分はゼロ地点に立っている」「これからスタート」という感覚を持つのが良いかと思います。
いきなり、自分を褒めて「私ってすごい! イケメンから愛される価値がある! 」と思えといっても難しいはずなので、まずはゼロスタートの立ち位置にあると考えてみましょう。

また、それがどういう心理作用をもたらすかというと……これ以上評価を落とす必要はない、というもの。
片想いや彼氏ができるかどうか不安、と思っても構いません。
ただ、「自分はいま一人。彼氏ができて幸せになることはあっても、今以上に不幸せになることはない」のです。
そう思えば、不安はあっても気持ちは随分とラクになるはず。恋愛に対して、それまでよりも前向きになれるんじゃないでしょうか?

自分の『欲』に正直になろう!

彼氏なんていらない、と言う女性はいるかもしれませんが、本気でそう考える女性は少ないと思います。
やっぱり、好きな人を見つけて幸せになりたいですよね。

けれど、自己肯定感が低い人の場合、「彼氏が欲しい」と思うより先に、「私に彼氏なんてできない」という強い思い込みがあり、アプローチや告白という行動を起こせず、幸せになれない言い訳にもしているところがあるようです。
本当の欲求を自分で否定するのは、とてもつらいのでは? と感じます。

胸に湧き上がってくる欲求には素直になりましょう。恋に落ちた時点で、結果を考える必要はありません。
「私のことを、彼が好いてくれるわけがない」というのは、あくまで自分の勝手な思い込み。本当に判断すべきは、彼です。

なるようになる

失恋は怖いですが、本当に失恋するかどうかは「やってみなければわからない」のです。
何かしらの行動を起こせば、恋のゆくえも見えてきますから、始まってもいない恋に一人で決着をつけようとするのは、やめませんか?

怖くても、「なるようになる」と流れに身を委ねることが大事。
そして、どんな結果となっても、頑張った自分を褒めてあげることです。
絶対に自分にプラスとなるものを手に入れるはずですから。

また、好きな人とお付き合いできるなら、思いっきり喜びましょう。
私は彼に愛される価値がある! と自信を持って、堂々としてくださいね。

Written by 岡崎咲

Written by 沙木貴咲

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