彼がスローセックスをしてくれないのは・・・ナゼ? 【流行の影にある“オトコの本音”】

夜オンナへいらっしゃい♪口ゲンカからセックスレスまで、男女間恋愛コミュニケーショントラブルを解消するラブヘルスカウンセラー・小室友里です。

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夜オンナにも寄稿されておられるアダム徳永先生が流行の発端となって大ブレイクした『スローセックス』。すっかり耳馴染みもよくなりましたよね。
2006年、スローセックスという言葉が街の居酒屋から聞こえ始めた頃は、茶々を入れる人が大半でした。水面下でこそこそと書籍を買っていたとしても、です。

どんな声が聞こえて来たか、というと。

「あんなのできねーよ」
「男は女に奉仕するだけか?」

あ、これ、アダム先生やスローセックスを否定しているんじゃないですよ?
当時は「男性が女性を満足させることが男の悦びだ」、なんていうセックス観を唱えている方が皆無だったんです。

スローセックス論 VS ハード路線AV !?

うーん、誤解を恐れずに言ってしまえば、セックスはAVのような世界観が牛耳っていたと感じます。

ちょうどその頃って、ハード路線のAVが全盛期で、バッキー事件と呼ばれる現在のAV出演強要問題の起点になる傷害事件が起こってしまったのも、まさにその頃です(ご興味のある方は『バッキー事件』で調べてみてください)

そんなご時世の最中、アダム先生のスローセックス論が投下されたのです。話題にはなるも、自分たちがよしとしているセックス観とは違う、言うなれば真逆に位置するものを、「素晴らしいね、はいそうですね」、と簡単に受け入れることはできないわけです。

真逆ってことは、ある意味自分たちのセックス観の否定、とも捉えられますから。

時は過ぎ、早10年。
お会いする男性のセックス観を聞いてみると、スローセックスが案外浸透しているんですよね。女性を喜ばせて男はナンボ、みたいな考え方の男性が多いことに驚かされます。
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彼が“独りよがりなセックス”に走る本当の理由、知りたい?

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頭ではわかっている。心だってそちらに矢印を向けたい。
なのになぜ、世の中の男性が未だに独りよがりなセックスをしてしまっているのか。

それは…『自信がない』から。

自分のセックスで、女性は喜んでくれているのか。それを尋ねていいものなのか。やり方をいきなり変えて怪しまれないだろうか。ガンガン動いた方が、やっぱり気持ちいいものなんじゃないか…。
スローセックス実現に対し、たくさんの不安要素があって。でも、確認する術がない、と男性は思っているんです。

聞いてくれればいいのに…と思うでしょ?それは女性心理。
男性が聞くという行動は、自分の恥をさらけ出すのと似ています。自分が無知であることの証明だと感じるのが男性ですから。

つまりは。やはり足りないわけです。二人のコミュニケーションが。
セックスはコミュニケーションです。しかし、コミュニケーションを取るためのあの手この手を、お互いで閉ざしてしまっているわけです。

これって、すっごく勿体無いですよね。
もうちょっとで、もっと気持ちのいいセックスを与え合える二人になれるのに。

ということで、次週から、彼と一緒に楽しめるスローセックスを考えていきたいと思います。